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中尊寺金色堂のミイラはどこにある?誰の物?過去の一般公開展示情報紹介

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中尊寺には、日本で一番有名なミイラ(ご遺体)が安置されています。

  1. 中尊寺金色堂のミイラはだれのもの?
  2. 安置されている場所
  3. 一般公開情報
  4. 過去の調査で分かっていること

などについてご紹介します。

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中尊寺の見どころ金色堂や国宝世界遺産魅力がつまった中尊寺観光を満喫しよう!

 

中尊寺のミイラは誰の物?

 
 

中尊寺には3名のご遺体と1名の首がミイラとして収められています。

4名は奥州藤原氏として平泉を治め、中尊寺を建てそして藤原氏が滅亡するまでの一族です。

・藤原清衡
平和を願い中尊寺や金色堂を建立する

・藤原基衡
毛越寺を建てる

・藤原秀衡
毛越寺を完成させ、無量光院を建立する

・藤原泰衡の首
源頼朝から追われてきた義経を死に追いやり、最後は頼朝により処刑される

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ミイラはどこにある?

ミイラのある中尊寺金色堂

中尊寺のミイラは参道・月見坂から歩いて奥の方にある「金色堂」の中に安置されています。

金色堂の正面に立ち

中央に藤原清衡
左側に藤原基衡
右側に藤原秀衡
左側に藤原泰衡の首

が安置されています。

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ミイラの一般公開展示情報

ミイラが安置されている金色堂

金色堂内は写真撮影が禁止となっていますが、解説音声が随時流れていて金色堂やミイラ(御遺体)についての説明もあります。

金色堂内にミイラは安置されていますが、安置されている場所は公開されていないので、通常見ることはできません。

昔はミイラも一般公開されていたのですが、劣化が激しくなったこともあり保存のため公開は休止となりました。

美術館での展示なども最近はありません。

今後公開されることがあればとても貴重な機会となりますね。

現在は学術調査の様子を写真で見ることでしか実際のミイラを確認することができません。

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過去の調査からわかっていること

中尊寺のミイラは、1950年と1994年の2度にわたり大規模調査が行われています。

調査により様々な事がわかってきました。

ミイラになった過程

過去に行われた2度の調査で御遺体がミイラとなった過程も分かってきました。

人工的にミイラにしたのか、それとも自然にミイラとなったのか…

1950年の調査で、ミイラ化した(自然にミイラになった)御遺体という見解となっているようです。

1994年でも再検証され、安置されたところが偶然ミイラ化しやすい環境で自然とミイラになったと考えるのが現在の定説のようです。

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首のミイラが別人!?

ミイラの首が入った桶には当初「忠衡(泰衡の兄弟)」と記載されていたため、忠衡の物だと考えられていました。

ところが、首桶に入っていた頭部には傷やくぎで打たれた形跡があり処刑された人の物の可能性があると考えられはじめます。

泰衡が源頼朝によって討たれさらし首にされていたことを考えると、首桶の首は泰衡のものであり表向きには泰衡の物であることを隠すため、首桶の名前を変えていたと考えられています。

この首桶に一緒に入れられていた植物の種子は「中尊寺蓮」として境内の池に植えられています。

ミイラの血液型など

現代の科学技術によって、ミイラと一緒に埋められていた物やミイラの身長、血液の成分などが詳しく分かるようになってきています。

血液型身長
藤原清衡AB型161㎝
藤原基衡A型168㎝
藤原秀衡AB型160㎝
藤原泰衡B型首のみのため不明

1994年の調査では、奥州藤原氏は近世アイヌ人や鎌倉時代人より現代京都人に近い骨格をしていたと確認されました。

そして清衡・秀衡は蝦夷系、基衡は貴族的な血が濃かったと言われています。

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まとめ

先日子どもと一緒に金色堂に行った際に、「金色堂にはミイラがあるんだよ!」というとそれだけで興味関心度があがって、金色堂内の解説も熱心に聞いていました。

事前に知っておくと、印象にも残りやすくて理解も深まりますね。

科学技術もこれから進化するので今後の調査や、一般公開情報にも注目していきたいです。

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