岩手・盛岡 PR

中尊寺の見どころ金色堂や国宝世界遺産魅力がつまった中尊寺観光を満喫しよう!

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

中尊寺には、たくさんの見どころがあります。

  • 中尊寺や四季・行事
  • 参道や御堂・神社の見どころ
  • 本堂・金色堂・讃衡蔵の見どころ
  • 食事、御朱印、駐車場
  • 中尊寺の周辺観光

などについてご紹介します。

中尊寺について

中尊寺は、比叡山延暦寺の慈覚大師円仁によって850年に開山され、藤原清衡によって造営された東北地方の天台宗の大本山です。

金色堂をはじめ3,000点余りの国宝や重要文化財が保存され平安美術の宝庫とも呼ばれています。

中尊寺のある平泉は、東北地方の中間地点として平安時代後期には藤原氏が100年の間統治していました。

戦乱の世を平和な場所にするため浄土を平泉につくることを目指し、合戦で亡くなった人の供養のために大きなお寺や大伽藍を建てました。

現在は、藤原氏が平泉に建造した寺院や庭園遺跡がユネスコの世界文化遺産として登録されています。

中尊寺で四季を楽しむ

中尊寺は桜の名所としても有名です。

東北なので、桜のシーズンは関東よりは少し遅れ金色堂と本堂できれいな桜を見ることができます。

中尊寺の東物見という展望台から見える束稲山には昔、一万本の桜が植えられ桜をきれいに見ることができました。

その美しい桜を見て西行が詠んだ歌の歌碑が東物見に立てられています。

西行が歌を詠んだ中尊寺の東物見

新緑

桜の季節が終わると新緑がとてもきれいで気持ちのいい季節になります。

月見坂の急な坂をのぼるのにも一番いい季節なのではないでしょうか。

中尊寺蓮

7~8月にかけては中尊寺蓮が見ごろとなります。

金色堂内に安置されている藤原泰衡の首桶から出てきた約100粒の蓮の種から育った貴重な蓮です。

金色堂と讃衡蔵の間の細い道を下り、突き当りを左に曲がってすぐの蓮の池で見ることができます。

坂の上駐車場の隣です。

中尊寺蓮までの道

紅葉

新緑の時期には青々とした葉をみせていたモミジが、秋にはとてもきれいに紅葉します。

境内では見事な紅葉を各所で見ることができます。

雪景色

冬は金色堂の雪景色がとてもきれいです。

月見坂も雪道になるため上るのに滑り止めを使用したりすることもありますが、機会があればぜひ行ってみて欲しいと思います。

中尊寺の行事

中尊寺では、一年を通して様々な行事が行われています。

混雑するのですが、旅行の際は行事の時期に合わせて中尊寺へ行ってみるのもおすすめです。

・春の藤原まつり
毎年ゴールデンウィーク中の5月1日~5日に行われる春の藤原まつりは、義経公東下り行列が人気で、毎年若手俳優が義経公を務め観光客が特に多くなります。

・大文字送り
8月のお盆16日には束稲山で大文字送り火が行われます。
本堂で365日ともされている「不滅の灯」からの火がともされます。

・薪能
中尊寺境内にある白山神社の能舞台で8月に行われる伝統的な行事です。

▼関連記事▼
中尊寺の薪能(たきぎのう)白山神社境内にある能舞台で行われる能と狂言

月見坂と境内にある御堂や神社

中尊寺の表参道

中尊寺参道の入り口
中尊寺参道杉の中を歩く
中尊寺参道途中の休憩場所

中尊寺の表参道「月見坂」は昔から参拝される方が利用している見どころの1つです。

急な坂の沿道に、江戸時代に植えられた樹齢約300~400年の杉の中森林浴をしながら歩くと大変なのも事実ですが本当に気持ちが良いです。

途中にある東物見からの景色も絶景ですよ。

▼関連記事▼
平泉中尊寺の参道月見坂西行や松尾芭蕉も歩いた坂道を歴史を感じながら散策

参道沿いにある御堂や神社

参道沿いには御堂や神社があり、それぞれにご利益があるのでお参りしながら金色堂まで進んで行くのもおすすめです。

・弁慶
堂内には弁慶の木造が安置されていて、弁慶の立ち往生の姿のまま彫られたと言われる迫力満点の弁慶像です。

▼関連記事▼
中尊寺と義経の関わりと金色堂周辺の義経弁慶関連の観光スポットをご紹介

・峯薬師堂
目のご利益がある峯薬師堂は目のお守りを購入されるかたが多くいらっしゃいます。

大きなカエルの石像があり福かえるとして慕われています。

・白山神社能舞台
白山神社には伊達藩主によって再建・寄進された貴重な能舞台があり、茅の輪くぐりや十二支それぞれの御堂もあります。

本堂

中尊寺の中心となる本堂では、年間を通して多くの法要や儀式が行われています。

現在の本堂は明治42年に再建され、ご本尊には2013年に建立された丈六仏の釈迦如来が祀られています。

ご本尊の両脇には、延暦寺から分燈され長年灯り続けている「不滅の灯」があります。

▼関連記事▼
中尊寺の本堂震災を乗り越え完成した悲願の仏像や御朱印情報など紹介

金色堂

金色堂は、日本最初の国宝建造物で建物ごと国宝に指定されています。

中尊寺境内の他の建物は消失などしてほとんどが再建されたものですが、金色堂は中尊寺建立当時から現存する唯一の建物となります。

藤原清衡が1124年に完成させ、金箔を重ねた豪華絢爛な阿弥陀堂で極楽浄土を表しています。

当時北上川でとれ、他の地域との交易に使われていた砂金が金色堂に使われ、内装には漆や夜光貝、象牙など当時の豪華な工芸品が贅沢に使われています。

金色堂は大修復が行われ、現在の金色堂に使われている夜光貝は沖縄産の物なんですよ!

新覆堂の中に大切に安置され、ガラス張りの外側から見学し保存のため写真撮影は禁止です。

金色堂の事を伝え聞いたマルコポーロが、日本を「黄金の島ジパング」と呼んだとも言われています。

御堂の中には藤原清衡・秀衡・泰衡のミイラが現在も安置されているのも見どころの1つです。

▼関連記事▼
中尊寺金色堂のミイラはどこにある?誰の物?過去の一般公開展示情報紹介

経蔵

金色堂のそばには中尊寺経が収められていた御堂があります。

秋は紅葉が奇麗で有名なスポットです。

スポンサーリンク

旧覆堂

今の覆堂の前に金色堂を雨や風雪から守っていた旧覆堂が現在も保存され、中に入って見学することができます。

木造平屋建ての建物で義経の絵が飾られています。

讃衝蔵

讃衡蔵には3,000点以上もの国宝重要文化財が収められています。

中尊寺に伝わる宝物をはじめ、仏像経典や藤原氏の副葬品など貴重な文化財ばかりです。

かつて本堂のご本尊だった平安時代に作られた三体の丈六仏(二体の薬師如来坐像と中央の阿弥陀如来坐像)も見ごたえがあります。

国宝である金文字で書かれたお経・中尊寺経も讃衡蔵に展示されていますよ。

讃衡蔵で流されている金色堂修復の様子の映像は何度見ても感動してしまいます。

拝観料と拝観時間

とても広い中尊寺の中で、拝観料が必要なのは金色堂と讃衡蔵で二カ所合わせての拝観券となります。

中尊寺・讃衡蔵の拝観料は以下の通りです。

大人800円
高校生500円
小学生200円

拝見券の販売は讃衡蔵のチケット売り場だけとなりますので注意してください。

境内は常時入ることができますが、拝観券の必要な金色堂と讃衡蔵は拝観時間が決まっています。

3月1日~11月3日8:30-17:00
11/4-2月末日8:30-16:30

▼関連記事▼
中尊寺の料金拝観料が必要な場所や拝観時間割引情報その他かかる料金もご紹介

休憩処や周辺の食事処

境内の食事ができる場所

中尊寺の境内にはレストランや軽食、甘味を食べられるお店があるので、参拝途中の休憩におすすめです。

・かんざん亭
絶景が楽しめるカフェレストランです。金色堂よりも奥、白山神社の近くにあります。

・茶室小寿庵
金色堂へ向かう参道の途中にあるお茶屋さんです。
庭園を眺めながら抹茶と和菓子をいただくことができます。

・そば処 義家
月見坂の急な坂の途中にあるお蕎麦屋さんです。
わんこそばのメニューもあります。

・弁慶園
月見坂の急坂を登り切った場所にあるお休み処で、期間限定のソフトクリームや弁慶餅がおすすめです。

食事のおすすめ

中尊寺には午前中に参拝される方が多いので食事のできるお店がたくさんあります。

参拝後のランチにもおすすめです。

▼関連記事▼
中尊寺でわんこそば参道のそば処から周辺のおすすめ老舗わんこそば店をご紹介!

中尊寺で食事ランチグルメのおすすめ境内から周辺のお店まで!グルメも楽しめます(朝食は要注意!)

中尊寺は御朱印の宝庫

中尊寺では、金色堂・本堂・讃衡蔵以外の境内にある御堂や神社を合わせると13の御朱印を受けることができます。

中尊寺限定の御朱印帳を金色堂で購入した方しか受けられない限定御朱印があるので、御朱印を受ける予定の方は受ける順番に気を付けましょう。

▼関連記事▼
中尊寺の御朱印カバー付きの人気御朱印帳値段や回り方直書き御朱印など紹介

ご利益

中尊寺には請願成就という大きなご利益がありますが、境内の各御堂や神社にはそれぞれ別のご利益や、パワースポットと言われる場所も多くあります。

特に金色堂はその名の通り金や人間関係など様々なご利益がありますよ。

▼関連記事▼
中尊寺のご利益金色堂や白山神社、縁結びや目のご利益、パワースポット情報について紹介

お守り

中尊寺のお守りはとても種類が多くて選ぶのも困ってしまいます…

・峯薬師堂の目のお守りや絵馬
・阿弥陀堂の特製縁結びお守り

は特に人気があります。

▼関連記事▼
中尊寺のお守り御堂や神社限定のここでしか買えないお守りや実際の購入品を紹介

駐車場情報

中尊寺へ一番近い駐車場は「町営第一駐車場」ですが、その他にも第二駐車場や坂の上駐車場があります。

中尊寺近くの信号付近に設置されている電光掲示板には各駐車場の混雑状況も随時表示されているので参考になりますよ。

▼関連記事▼
中尊寺の駐車場近いおすすめや混雑状況第一駐車場が無料だった経験も紹介

モデルコース

中尊寺は、

・月見坂の参道を歩く
・途中の御堂を参拝しながら本堂を参拝する
・讃衡蔵・金色堂・白山神社をまわる
・帰りに中尊寺蓮を見ながら駐車場へ戻ってくる

こちらがおすすめのモデルコースです。

▼関連記事▼
中尊寺観光のモデルコース最短1時間から子連れで散策できるおすすめを紹介

所要時間

中尊寺の所要時間は、参拝する場所やそれぞれの場所での見学時間により1時間~3時間超と大きく変わってきます。

本堂・讃衡蔵・金色堂をメインに事前に参拝する場所を考えておくとスムーズに観光来ますよ。

▼関連記事▼
中尊寺の所要時間最短1時間から3時間以上まで見学場所や御朱印を受けるか目的によって変わります。

中尊寺から毛越寺

平泉の世界遺産のもう一つの見どころ毛越寺は中尊寺から近いです。

車なしの観光でも、最短3時間から平泉の世界遺産を巡ることができますよ。

▼関連記事▼
中尊寺から毛越寺3時間から回れる平泉の世界遺産巡り観光コース紹介

おみやげ

中尊寺周辺では地元のお菓子屋さんや企業と平泉がコラボしている商品も多くあるのでおみやげにおすすめです。

▼関連記事▼
中尊寺のお土産購入できる場所とおすすめここでしか買えないお菓子雑貨紹介

宿泊

中尊寺周辺には温泉もあり、旅館や民宿の他一棟貸しの別荘のような宿など様々な宿泊施設があります。

車がなくてもアクセス可能な宿もあるので、平泉周辺で一泊されるのもおすすめです。

▼関連記事▼
中尊寺近くのホテル周辺温泉や民宿旅館宿泊におすすめを紹介します

中尊寺の周辺観光

中尊寺周辺には世界遺産や義経に関する観光スポットなど見どころがたくさんありますが、車がなくても主要な定番観光スポットは観光巡回バスやレンタサイクルで回ることが可能です。

さらに、レンタカーなど車があれば一関市の猊鼻渓や厳美渓、花巻市の温泉や宮沢賢治関連の観光スポット、奥州市のえさし藤原の郷へも行くことができます。

▼関連記事▼
中尊寺周辺観光におススメ定番スポットや温泉猊鼻渓厳美渓や藤原の郷まで

まとめ

中尊寺は、周辺観光やお土産、温泉なども合わせて見どころがたくさんあります。

ぜひ平泉・中尊寺観光を満喫してくださいね!

▼岩手・盛岡観光関連記事▼
岩手・盛岡旅行|やどかりてんブログ (yadokari-ten.com)