中尊寺の参道は金色堂まで続く長い道のりです。
- 中尊寺の表参道「月見坂」
- 近い駐車場
- 月見坂の急な坂
- 参道にあるお店や御堂
などについてご紹介します。
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中尊寺の参道 月見坂
松尾芭蕉や西行と同じ道を歩く
中尊寺の参道「月見坂」は昔から中尊寺の表参道として親しまれています。
西行法師は2度平泉を訪れたと言われ、同じく中尊寺を訪れた松尾芭蕉と同じ道を歩いて金色堂までの道を歩くことを考えると歴史を感じる散策になります。
御堂やお店がならぶ趣のある厳かな雰囲気を感じる参道です。
町営第一駐車場が一番近い
月見坂へ一番近い駐車場は町営の第一駐車場です。
駐車場の前の道路を渡るとすぐ月見坂の入り口が見えてきます。
老杉に覆われた表参道
月見坂の両脇には、江戸時代に平泉を収めた伊達藩が植えた300-400年の老杉が並び森林浴が楽しめます。
この杉のおかげで日光も避けられ、神聖な空気を感じます。
春は鮮やかな緑の中とても気持ちがよく、秋には紅葉がとてもきれいです。
急な坂に注意
月見坂入り口から総門跡までは坂がとても急です。
冬の雪が残る中では滑り止めの貸し出しもあるほど。
道のわきには上りやすいようにロープが設置されているエリアもあります。
長い坂道なので、急がずゆっくり歩くのが個人的にはおすすめです。
夏は水分補給も忘れずに！
どんどん登って行ってしまう子ども達にスピードを合わせようとするととても大変でした。
途中に休憩スペースもあります。
上りも大変ですが、坂道は下りも大変…
靴はスニーカーがおすすめで、雨の日はすべらないように注意が必要です。
足腰に自信のない方には月見坂をのぼらず本堂へ行ける坂の上駐車場もあります。
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参道にある御堂や小店
中尊寺の参道沿いにある御堂はほとんどが江戸時代に再建移築されたものだと言われています。
八幡堂
月見坂の入り口付近にあるのが八幡堂です。
源頼義と義家が月見坂で戦勝祈願をしたことを元にしてつくられたと言われる御堂です。
そば処「義家」
急な坂道をのぼる途中には「義家」というそば処があります。わんこそばなどのメニューがありますよ！
弁慶園
総門跡までくれば坂は緩やかになります。
総門跡のすぐそばにある弁慶園は休憩処で、名物の
・ごま摺りソフトクリーム(夏限定販売)
・弁慶餅(くるみ醤油)
がおすすめです。
参道には、本堂の前にはお土産屋さんがあり、他にもお抹茶などをいただける茶屋もあります。
東物見
「弁慶園」の向かい側にあるのが東物見という展望スペース。
ここには西行の歌碑があり、当時遠くに見えた束稲山に咲く満開になった一万本の桜を見て詠んだ歌が刻まれています。
他にも北上川や前九年の合戦の舞台となった衣川古戦場、弁慶が立ったまま亡くなったと言われる衣川を見ることができます。
とても景色がきれいですよ。
弁慶堂(愛宕堂)
弁慶堂へ続く階段には、写真撮影ができるパネルがあり記念撮影をすることができます。
元々は愛宕社と言われ、御堂の中には義経と弁慶の木造が安置されています。
地蔵堂
庶民になじみのあるお地蔵様、地蔵菩薩をまつった地蔵堂です。
地蔵堂の隣の祠には道祖神が祀られて、御堂の前にはおみくじや絵馬が結ばれています。
薬師堂
2023年に行った時には建物が新しくなっていました。
薬師堂には薬師如来や日光・月光菩薩と薬師如来の分身と言われる十二神将が安置されています。
また、和歌山県熊野から飛来したと伝えられる熊野権現のご神体も祀られています。
峯薬師堂
本堂の次にあるのが峯薬師堂。
ここはとても珍しい目のご利益があり、有名です。
「め」のお守りを購入している方が多くいらっしゃいました。
峯薬師堂の他にも、本堂から金色堂までの道沿いに御堂は続いています。
・不動堂
・大日堂
・鐘楼
・阿弥陀堂
・弁財天堂
まとめ
中尊寺といえば、参拝前の名物「月見坂」のぼり。
坂道は急なので、靴には注意してゆっくり散策を楽しんでくださいね。
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岩手・盛岡旅行｜やどかりてんブログ (yadokari-ten.com)
